top of page

ザクロ

【ザクロ科】

背景 (2).webp
  備考

ザクロ(pomegranate)の語源は、フランス語のpomme garneteであり、これはseeded apple(たくさん種が入ったリンゴ)の意味となります。有史以前から栽培され、種子が多いことから豊穣のシンボルとして神話に多く取り上げられています。原産国イランでは、数百の品種があると伝えられていますが、イランの東北地方で生産されている「メイコーシュ」種が一番良い品種とされています(現在生鮮イラン産ざくろの輸入は植物防疫法により輸入禁止)。日本には平安時代に中国より伝わり、主に鑑賞用として栽培されましたが、世界的にはアメリカ・イラン等多くの国々で食用として栽培されています。最近では健康食品として見直され、輸入量も増えています。種子は淡紅色透明で多汁質の種皮に包まれており、これを食用またはジュースにします。果汁の色は美しい濃赤色で濃厚な甘味に加え程よい酸味もあります。品種としては、グラナダ種、フットヒル種、ワンダフル種が主力品種です。

  特徴

適当に半分に輪切りにすると、5~6部屋に分かれているので、その壁に沿って切り込みを入れれば短冊状にきれいにわれ、果肉が取だしやすくなります。海外では種子ごと食べることが多いようです。

  食べ方

冷蔵庫に入れておけば長期保管が可能です。ザクロの果汁が繊維につくとシミになりますので注意が必要です。

  備考
・生産地別のシーズン
アメリカより 8~12月
チリより 4~5月
・原産地
ペルシャ(イラン)
・学名
Punica granatum Linn.
​※画像はイメージです

ザクロ

【ザクロ科】

bottom of page